こんにちは!塾長の石割です。
先週土曜日の3/9から、春の新学年スタート講習が始まりました!
新中2・中3はいつものメンバーですが、
新学年のスタートということもあってか、どことなく成長したような・・・
特に中2はこの一年でだいぶ中学生らしくなったかなという気もします!
さて、今回の春期講習ですが、
この春小学校を卒業する新中1の生徒たちが講習生として受講してくれています!
初回の緊張もあるかもしれませんが、集中して聞いて、さっとメモを取って、真剣に授業を受けていました!(先輩たちも見習わないと・・・・・)
どんどん当てたり、前に出て答えを書いてもらったり
意外と塾のようで塾らしくない授業だったかもしれませんが、少人数だからできる授業ですね!
その分退屈せずに70分やり切れたんじゃないかと思います!
実は今回、新中1の生徒たちには初回の英語の時間を使って、英語担当・渡邊から中学校の話を少ししました。
小学生がまだ知らない中学のこと、
主に勉強の内容や定期テスト、成績の付け方、部活動などの話。
特に勉強に関しては、(脅すわけではないのですが)かなり難しくなるということは伝えました。
実際の去年の1年生の定期テストの範囲表や結果のグラフなどを見せると、
「自分で計画的に進めていかないといけないから難しそう・・・」
「え!体育とか技術とか家庭科もテストやるの!?」
と目を丸くする子や中学の勉強に怯えている子もいました。
そんなこんなで一通りお話しすると、生徒たちからは
「内申点はどうやって評価されますか?」「どうしたら内申点上がりますか?」
「部活は入った方がいいですか?」「学校の授業とか先生たちってどういう感じですか?」
などなど、気になっていることを自分たちから積極的に質問している姿が見られました!
こういう子たちが中学に上がってからも勉強で困らない子たちになるだろうなと思うんです。
自分たちが今一番気になっている中学校の話です。中学で実際に習う内容の授業です。
それを真剣に目で聞こうとしているその姿勢がもうすでに周りと違うんです。
素直に大人の話を聞いて、かと思ったら今度は知りたいことを積極的に質問する、そういう姿が印象的でした。
回数にすればたったの8回。本当にあっという間に終わってしまう講習会です。
それでもこのたった8回、この塾に来るだけの価値があったと言ってもらえるような話がしたいと思っています。
それは授業の内容だけではなく、
これから新たに中学に進む子たちが少しでも心に引っかかる何かを得られるような、
そういう話がしたいと思っています。
もちろん、話を聞いたからと言って、それだけで人生が変わるわけではありません。
でも、今回の春期講習を通して、
「今まではあまり意識したことなかったけど、塾に通ってみようかな」
そう思ってもらえて塾に入るタイミングが早くなった、
それだけで中学生活、だいぶ違ってくるんじゃないかなと思います。
私は中学時代に塾に通ったことはありませんでした。
正直、当時は塾の必要性が分からなかったです。
むしろ勉強は面倒だなとか思っていましたし、塾に通っている生徒たちのほとんどより成績が良かったのもあります。
(こうやって書くとちょっとウザイなって感じですが、
当時は本当に金払っても勉強できるようにならないなら意味ないじゃんって思っていました・・・)
ですが、自分で塾で指導していく中でやはり違うと思ったのは、
塾に通って真剣に勉強に向き合えた中学時代を過ごすと、高校に行ってからも失敗しない
ということ。
この辺はまた明日にでも記事にしようかと思うんですが、
頭がいいとか勉強ができるとか、そういうのがなくても人生ガラッと変わるんじゃないかなって気がしています。
この塾はあくまでも、「成績UP」「志望校合格」をハッキリと目指しています。
ですが、塾での勉強を通して、
「自分の力で物事に挑んでいくことの大切さ」
「失敗したことを反省し、次につなげて再チャレンジすること」
「自分で考えて自分で行動していかなければ何も変わらないと知ること」
「結果はどうあれ自分が最後までやりきったという経験」
そういうことが身に着くんじゃないかなと、その大切さに気付けるんじゃないかなと思うんです。
それを中学までに体得できたら、正直言って人生180度変わります、絶対に。
だからどの家庭でも、皆さん「勉強しなさい!」ってお子様に言い続けているんじゃないでしょうか。
もちろん勉強ができることは大事です。そこで学ぶ知識や頭の使い方は絶対役に立つと思います。
ですが、それだけが勉強させる目的ではないはずで、勉強以外の部分だって塾でも学べるはずだと思っています。
私も遅ればせながら、現役と浪人での大学受験の経験で自分が変わったなと思いました。いい経験ができたと思いました。
だからこそ、この時代にあえて「厳しい塾、勉強をきちんと頑張ってもらう塾にしよう」と思ってこの塾を興しました。
「この塾に入って、小学校までの自分よりだいぶ成長したな」
「この塾に入ってよかったな」
そう思ってもらえるような塾でありたいと思っています。
自分で考え、自分で進めていき、自分で失敗を受け止めて反省し、次につなげていく、そういう努力を諦めない。
それができるようになって、高校・大学と進んでいってほしいと思います!