こんにちは!塾長の石割です。
先月の期末試験と、中3の第2回県学調の結果が出そろいました!
やっぱり期末試験、じわじわと点数が落ちていますが、
それでも数点以内で抑えられて、なんとか持ちこたえられたかな?という印象です。
まぁ、普通はガッツリ点数落ちるんで、それを考えると今回もよく頑張れたと思います。
頑張った成果が出た生徒が多かったので、2学期をいい形で終えられて一安心ですね!
2学期の試験と言うと、やはり1年生が1番難しいかもしれませんね。
中学数学で初めての関数や方程式の文章題など、中間・期末と連続で点数が下がりがちですが、
今回は45点以上が2名出ました!
また、英語も50点満点が今年も出ました!
英語も疑問詞や3人称単数現在形の文など、さらに高度になってきますが、
その中で満点を取れるというのはなかなかないと思います。さすがだなぁと感心しました!
2年生も図形の証明問題や一次関数など、数学でかなり苦しめられたと思いますが、
それでも全員高得点を維持できてよかったです!
期末試験では45点に一気に伸びた生徒もいました!
図形の証明や一次関数は入試でも必須の分野。冬休みはさらにブラッシュアップしていきましょう!
そして3年生。今回、自己最高得点を記録した生徒が2名もいました!
県学調に向けて一歩早く勉強の成果が出たので、勢いに乗って県学調を迎えられたと思います!
そんな県学調の結果ですが・・・
今回、全体的に第1回よりも点数が上がりました!
期末試験と比べるとやはり難易度は高いか・・・と言ったところでしたが、
それでもほとんどの生徒が点数UP!
学年順位も20位くらいまで上がったとのことで、第一志望に向けてここから一気に詰めていきたいですね!
県学調の総評ですが、今回は英語はどちらかというと易しめ。
一方、理科は難易度が上がったみたいで、先日塾関係者向けの教育開発出版のセミナーでも、
他の塾長先生たちから「理科は難しかった」とのこと。
で、問題を見て、正直に思った感想が、
え?これのどこが難しいの???
いやあ、単元も正直予想できるラインナップでしたし、
期末試験の勉強でも丁寧にやったダニエル電池が出たり、遺伝の規則性も入試対策講座で先日触れたばかりだったり、
うちの塾生にはそんなに難しくなかったんじゃないの???
という感じかな・・・と。
最近の入試もそうなんですが、ハッキリ言って理科は難しくなってなんかいません。
ただ、問われ方が変わっている、見たことない装置が登場する、など、受験生を惑わせるような出題の仕方になっているだけなんですよね。
理科が苦手というよりは、科学や数学に弱い=論理的に考える力が足りない生徒が増えていることや、
問題文をきちんと読み解くことがそもそもできてない生徒が増えてきていることが、
近年の理科の難易度が上がっていると感じる要因じゃないかと思います。
きちんと問題文を読む、聞かれている問いに正しく答える、
こういう基本的な国語力・コミュニケーション能力が欠如している生徒が増えているのは、
理科だけでなく国語や社会の記述の解答を見ると分かるんですよね。
「そういうことを聞いているんじゃないんだけど・・・」
「それは分かったから、その後を聞いているんだけど?」
みたいな感じの解答がすごく多いんですよね。
「これ、問題文で何を聞かれているか分かっている?」って聞くことも多々あります。
1・2年生も今ちょうど、来年の年明けの県学調に向けて模擬テストを解いていますが、
こういう国語力的なところは一人一人指導していかないと身につきません。
テストを解いて、その答え合わせをするときに一問一問修正していく地道な作業をしていく必要があります。
ただ、間違いをしっかり把握して、きちんとトレーニングすることで、
答え方や問題文を正しく読む力はちゃんと身につきます。
ここをやらずに点数を伸ばすのは、今の中学生には難しいんじゃないかなと思っています。
今回、2学期のテストを通して、
「勉強したのに、あんまり点数が伸びなかったな」
「記述問題が増えて点数が一気に下がってしまったな」
という生徒さんは、
各科目の勉強だけでは身につかない読解力やコミュニケーション力を鍛えていないかもしれません。
入試や県学調で点数が取れるようになるためにも、そういった細かいところを勉強しましょう!
2学期、点数がいまいちだった皆さん、ぜひお気軽にご相談ください!