こんにちは!塾長の石割です。
夏休みが始まって2週間ほどたちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今週は小学生の夏期講習である「夏友講習会」がありました!
今回は過去最大規模になる、6名もの生徒に参加していただき、無事終えることができました!

3年生から6年生まで、中学年~高学年がまんべんなくそろって宿題をこなしていきました。
算数や国語で苦手なところは塾でできる限り済ませられたかなと思います。
もちろん、宿題をこなすだけでいいというわけではありません。
できるようになるまで、繰り返し解いて復習するということが大切です。
中学生でも、夏期講習に参加してくださっている講習生の生徒が何人かいます。
それ自体はとてもありがたいことですが、
残念ながら夏期講習に通ったくらいではすぐに勉強ができるようにはなりません。
そんな短期間で授業を1回受けただけで劇的に成績が伸びるのであれば、
そもそも初めから学校の授業をきちんと聞いているだけでも十分テストで高得点が取れるはずです。
特に、小学4年生になると、算数や国語の難易度は高くなっていきます。
国語の読解では、文脈に沿った穴埋め(しかも本文から書き抜くタイプ)や選択問題中心だったものが、
自分で全文を考えて書かなければいけない問題が増えていきます。
算数も、概数や分数、割る数の桁数が増えた割り算など、つまずきやすい単元が増えていきます。
比較的易しいテキストであることが多い夏休みの友ですが、
・時間や時刻の計算が身についていない
・引き算の繰り下がりや2桁以上の数で割る割り算など、計算負荷が高い問題が苦手
・単位量当たりの計算の概念が分かっておらず、分数が出てくるとどう計算していいか分からない
・図形の面積や体積の公式が覚えられておらず、正しい計算ができない
など、1学期の復習からすでに雲行きが怪しい生徒も・・・
さらに、5年生・6年生の理科や社会は、中学3年間に習う単元とかなり一致しています。
ここでしっかりマスターできれば中学3年間はスムーズですが、一筋縄ではいかないもの。
かつての理科や社会の科目とは覚える内容や量が全く違い、かなり難易度の高い科目になっています。
今や、小学生でも中学生並みに塾が必要な時代になりつつあるのです。
小学生だからといって、ただボケーっと学校の授業を受け、言われた最低限の宿題をこなすだけの生徒は、
中学に上がっても1学期から失敗してしまいます。
現に、6月の東部中学校の1学期中間試験では、
数学・英語の平均点は20点台前半というかなり低い結果になっています。
中学の1番初めのテストなんて、3年間の中で見ればまだまだ簡単な方ですから、
この時点でこんなにもできない生徒がいるということがいかに危険なことかお分かりかと思います。
中学校の成績は小学校の6年間の積み重ねであるということが、
当たり前のはずなのに分かっていない保護者の方がたくさんいるのです。
自分のお子さんを振り返ってみてください。勉強で違和感はありませんか?
きれいに字は書けますか?習った漢字は普段から使えますか?書き順は正しいですか?
身の回りの時間や量のイメージはつかめてますか?公式や掛け算九九はきちんと覚えていますか?
小学校の内容だから大丈夫だろうと思わないことです。かなりの生徒が脱落しています。
このまま中学に上がれば、成績は目に見えています。行ける高校も限られてしまいます。
勉強が苦手なのに、毎日少しづつでも決まった時間・決まった量の勉強ができていない、
であるなら、夏休みの今こそ立て直すチャンス!
小学生でも日常的に復習し、勉強習慣を身につけ、基本事項を身につけていく。
これができるようになれば、中学でも勉強に困ることはそうそうないはずです。
小学生の勉強のお悩みは、ぜひ進学塾ROBINにご相談ください!