こんにちは!塾長の石割です。
早いもので、卒業式シーズンになりましたね。
東部中、南陽中学校は今日卒業式でしたが、どうだったでしょうか?
小学校も今日明日で卒業式があるかと思います。
せっかくの晴れ舞台なので、バッチリ服装キメキメで行きましょう(笑)
先日中3の生徒達が入試の報告に来てくれた時にも少し話しましたが、
中学3年間はホントにあっという間に終わっちゃうんですよね。
なんなら高校3年間なんてもっともっと早いですから。
でも、部活に勉強に受験と忙しいと思いますが、
自分が当時を振り返って思うのは、
「あの頃って充実していたなぁ」って。
「懐古厨乙(笑)」とか言われそうですが、
別に大人になった今が充実していないってわけではないですよ?
ただ、10代って本当に無限に可能性があるなって思います。
そのころの努力で本当に人生いろんな方向に分岐していきますから。
入学する高校によって、周りの生徒の価値観とか趣味・嗜好が全然違うんですよね。
工業高校に行く生徒達はクルマとかバイクとか大好きだったり、パソコンとかに詳しくて、
ものづくりが好きだからそういうところで働きたいとか。
商業高校とか進学校以外に進む生徒達だと、専門学校や大学狙いで、
保育とか介護とか、調理師や美容師、カメラマンや映像制作に携わりたいとか。
進学校に行く生徒は大学に行って研究がしたいとか医者になりたいとか先生になりたいとか。
そういう生徒は多いなって思います。
自分の進みたい道を目指して努力するのは素敵なことですね。
一方で、やりたいことが分からない生徒も少なくないです。私もそうでした(笑)
そういう生徒達には、無条件で「進学校を目指して大学に行け」と言います。
とりあえず、目の前にある「勉強」を全力でやってみると、
「あ、この学問は面白そうだな」とか、「これができるようになってみたいな」とか、
そうやって自分の進みたい方向が見えるかもしれません。
ましてや進学校であれば、もともと志の高い生徒も多いので、
そういう生徒達からいい刺激をもらって成長していくのではないかと思います。
そして、大学や専門学校に行けば、周りの価値観の違いは顕著になります。
特に、偏差値の高い大学に行くほど研究活動はより質が高くなっていきます。
そもそも偏差値に関係なく、大学での学びは専門性も実用性も高く、より興味をもって学べると思います。
研究のデータベースや論文、専門書も図書館に行けばいろいろ見られますしね!
そして、大学に進学する生徒の中には、
海外留学や社会貢献活動、部活動などの課外活動、インターンシップ、
そして、仲間たちと社会を変えるために起業する学生たちもいます。
時間的なゆとりを遊びに使うのは本人の自由ですが、
中にはそうやって大学で講義を受ける以外でも学びを深めている学生たちもいっぱいいます。
そういう環境に身を置いて、いろいろな活動に参加しながら自分の人生を考えていくのも悪くないと思いますよ。
いずれにしても、10代のうちは本当に学べることがいっぱいあるし、
伸びしろしかない年頃だと思います。
失敗しても挑戦したいと思ったとき、体力も時間も大人よりずっと残されていますし。
大人になった今、どれだけお金を積んでも時間は戻りませんから、
中学生や高校生を見るとうらやましい限りです。
・・・話がちょっと逸れちゃいそうですが(笑)
要するに、自分がやりたいことのために学ぶのも、自分が何をしたいのか探すために学ぶのも、
10代の特権だと思うんですよね。
高校、大学と進んで、今自分も小さい塾ですが起業してみて、
自分と、自分と同年代の周りの人たちを振り返って見たときに、
「いい環境で学ぶことができていたな」
「同い年でもこんなすごい人たちがいるんだな」
「あー、もっとたくさん勉強しておくんだったな」って思います。
それを、中学生のころに感じることができたら、もっとたくさんやりたいことができていただろうなって思うと、
気持ち的には悔しいんですけど・・・
ありがたいことに、子供たちと接する機会はあるので、
自分なりに見てきた景色から伝えられることをしっかり伝えて、
それが何か少しでも今を生きる生徒たちに感じさせられたらいいなと思います。
中学3年間はあっという間でしたが、高校3年間はもっと早いですし、
専門学校や大学もかなり早く感じると思います。
でも、早く過ぎ去ってしまうと感じるくらい、毎日が充実して楽しく感じると思います。
義務教育が終わって、いよいよ自分のために自分の人生を自分の力で歩み始めるときです。
勉強も部活も、今まで以上に大変になりますが、それもひっくるめて楽しんでください!
頑張るのも頑張らないのも自由ですが、後悔しないように、一日一日を大切にいきましょう!