答えを見てもいいじゃない、人間だもの

こんにちは!塾長の石割です。

 

 

 

先日は水曜日ということで、中学生は自習デーでした(水曜日は中学生は授業がない日です)

 

 

そこで、中学生の皆さんの勉強の様子について気になることを1つ。

 

 

勉強中に手が止まったとき、どうしていますか?

 

 

集中力が切れちゃって・・・」という生徒は、休憩するなり気分転換に科目を変えるなりしましょう(笑)

 

私がここで言いたいのは、答えが分からない問題にぶち当たったときのことです。

 

もし、皆さんが塾や学校で勉強しているのであれば、大きく分けて3種類の対応があります。

 

①先生(講師)に質問して教えてもらう

②答えを先に見る

③わかるまで考えてみる

 

で、どれが一番いいのかという話。

ちなみに、私個人の解答なのであしからず。

正解は・・・・・・

 

 

 

問題による!

 

 

 

いや、元も子もない!って感じで申し訳ないのですが・・・

 

逆に言えば、やってはいけないことはハッキリと一つだけあって、それは

ずーっと手が止まったまま、時間だけが過ぎていくこと。

時間がとにかく無駄だからです。

 

では、そういう状況になったときに皆さんはどうすればよいのでしょう。

 

例えば、漢字の読み書きや英語の穴埋め、理社の一問一答など、基本事項を問う問題で

 

「書くべき言葉・単語は分かっているのだが、漢字やスペルが分からない、読み方が思い出せない」

「動詞の変形がわからない」

「法則の内容や出来事・人物の顔などは思い出せるけど、その名前だけ出てこない」

 

こういう場合、そもそも暗記しているべきことが頭に入っていないので、

思い出そうとして頭を抱えている時間が完全にムダです!

とっとと答えを見るなり、単語帳を見るなりしてください!

思い出せなかったところはチェックを入れておいて、暗記するところからやり直せば大丈夫。

 

そして、文章問題や応用問題などを解いている場合、

ある程度時間をかけて考えてみるようにしてください。

ただし、1問解くのに10分も20分もかけないこと。

完全に手が止まってしまったら、頭を抱えて考える時間はせめて3分程度にしましょう。

そして、この手の問題の場合、取るべき手段は2つあって、

 

①答えや例題を見て解き進める

自分が手詰まっている原因を探します。

答えを見る場合は、最初のとっかかりをヒントとして見てみて、

後の部分は自分で考えてみます。

途中で詰まったら、また同じようにちょっとヒントを見て、自分で解き進めていきます。

それでも全く思いつかなければ、諦めて答えを見るか質問しましょう。

 

②質問する

塾にいる場合などで、すぐ質問できるなら質問するのが手っ取り早いです。

ただし、質問する際は「何がどうわからないのか具体的に」質問しましょう。

白紙の解答用紙を持ってきて、「先生、これ分かんないです!」はダメです!

 

「ここまで求めてみたのですが、この部分が等しい理由をどう証明したらいいかわかりません」

「文法的にはこうだと思うのですが、それだとこの単語をどこに埋めればいいかわかりません」

「この実験ではこういう計算で求められると思ったのですが、答えがどうもおかしい気がします」

「こういう内容で説明したいのですが、言い回しがおかしくなってしまいます」

 

などなど、せめて「自分はどこまで解いた」「この後どうすべきかわかっているorどうしたらよいか全くわからない」

といった具合に、ある程度自分で考えてくれたものとセットで持ってきましょう。

 

それでも、最初からどうしていいのかわからなければ、

「この文章題は何を文字で置けば式が立てられるか見つけられません」

など、最初からわからないなりなら分からないなりでいいので、できるだけ具体的に質問する癖をつけましょう。

 

そして、自習や自分で勉強しているときに

「答えを見るのはズルい」「先生に質問するのはセコい」

くだらないプライドや正義感で手が止まったままずっと考えている皆さん。

 

そんなことしてるから一向に成績があがらんのじゃろうが!!

 

分からないところをあぶりだすのが勉強でしょ!できるようになるまで練習するのが勉強でしょ!

自分にとって補うべきポイントが掴めることが一番重要なのであって、

分からない問題は解き方を理解することのほうが大事だということを忘れないように!

分からなかったら、それはまだこれから成長していくチャンスがあるということです!

 

そして、自習=練習の段階で失敗を恐れないこと。

間違ったら、「自分はこう考えたのですが、それだと答えと違うのは何でですか?」と聞けばいいだけです。

どんどんトライして、間違えていることや覚えていないことを炙り出し、一つずつ潰していってください!

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