こんにちは!塾長の石割です。
昨日、生徒たちとの個別面談を終えて、
次回の定期テスト(中3は県学調)の目標点数を設定しました。
あとは、それに向けてきちんと進めるだけ。
もっとも、それがなかなか難しいんですけども・・・
さて、今回はテスト後にテスト勉強の反省を書いてもらってみたのですが、
全員共通していたのが、
学校のワークがギリギリまで残ってしまっていた
というもの。
塾で先取りで進めている英語や数学はかなり早い段階で終えられていたこともあり、
中1・中2とも今回はなかなかいい点数でした。
特に中1の生徒は、ひとまず全員40点以上を達成。
合計点も200点を超え、1回目のテストとしてはいい滑り出しだったと思います。
一方で、最後までネックだったのが国語。
教科書を横において、長い文章を読みながら進めていかなければならないことや、
各単元ごとの語句の意味調べなどの地身に時間がかかる問題もあって、
毎年ほとんどの生徒が後回しにしがちなワークでもあります。
今年も例によって、進めるよう指導していたものの最後まで手間取ってしまっていました。
また、細かいところで言うと、東部中1年は社会のワークの提出がなかったため、
ワークをやるのがおろそかになっていた生徒がいたり、
理科のワークの2周目までが終わり切らなかったりと、
個別に見ていくと理科や社会も今回はいつもより進みが悪かった部分もありました。
ただ、それも含めて次回はもっと早めに終わらせようということで、
テスト終了後から先週までの間に、すでに自分たちでワークを進めている姿が印象的でした!
全体的にはいい点数で発進できた今年度でしたが、
一方で生徒たち自身の中に「もっと頑張れるところがあったんじゃないか」と
次に向けて改善すべきところは改善していけると、
次のテストもいい点数につながると思います。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
江戸時代、肥前国平戸藩主の松浦静山が残したとされる言葉です。
偶然勝つことはあっても、偶然負けるということはなく、負けるのは必ず原因があるからだということですね。
古代中国でも、孫子の兵法書にも
「勝つ可からざるは己に在り、勝つ可きは敵にあり」
「先ず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つ可きを待つ」
ということで、
負けないためには自分の中にある負けの原因を潰すのが先であり、敵のミスや弱みを見せる瞬間を待つべきだと書いています。
テストに勝ち負けがあるかどうかはさておき、
もし思っていたような点数にならなかったとしたら、やはりそれは事前の準備不足でしかないのです。
やったつもりになっていた勉強にも、補いきれなかったところが必ずあるはずです。
結果が上手く出なかったとき、必ず何か原因はあって、それをきちんと分析して次につなげることが大切です。
どの生徒も今回のテストは悪い結果ではなかったと思いますが、
それでも振り返ってみてそれぞれ思うところがあったのなら、
次回はそれをまず潰して、今回に続いてしっかり頑張ってもらえればと思います!