なぜ集団授業をするのか【これから塾を検討する方へ】

こんにちは!塾長の石割です。

 

 

 

先週からチラシを配り始めているので、

新規の方が来てくれる!!と信じて(笑)、

今日はなぜ進学塾ROBINが集団授業を採用したかの話をしようかと思います。

 

 

ちなみに、東部中・南陽中学区は集団授業を採用する塾があまり多くないんですね。

せいぜい大手塾くらいで。

なんなら、チェーン・フランチャイズの個別指導多め。

一方で南部中学区になると集団授業の個人塾がちらほら出てくるんですけども・・・

 

 

それにしても、最近は個別指導がかなり多くなってきましたね。

 

保護者としては、

「集団授業についていけない」

「自分の生徒だけゆっくり丁寧に見てほしい」

「集団授業だと質問しにくい」

あたりが個別指導を選ぶ理由かなぁと思うのですが、

 

個別指導も集団指導も経験した私石割の塾講師経験を踏まえてお話しさせていただきます!

 

 

そもそも、個別指導のメリットは何かというと、

ずばり「自分だけ見てもらえる」という状況。

 

一見すると丁寧に見てもらえると思うじゃないですか。

でも、冷静に考えたらわかりますよね。

 

学校の集団授業についていけないほど勉強ができないから個別指導にいるんでしょう?

手取り足取りで教えてもらってばかりいて、テストのときに自分で考えられるようになりますか?

 

個別指導塾の場合、特にこの学区で多いフランチャイズやチェーンの個別指導塾は、

講師が学生アルバイトである場合が多いです。

子供たちにちやほやされてついついいい気分になって何でも教えてくれるでしょう。

 

わからなければ答えを教えてくれるから、とりあえずその場の練習では正解できちゃうんです。

自分で考えてトライすることがなくても、「わかりませ~ん」って声かければ答えが返ってくる。

 

もともと、学力の差を埋める努力もしたがらない、だから成績下位に落ちた生徒です。

答えを教えてくれるなんて、なんて気楽なんでしょう!

自分で考えなくたって正解できて、まるで自分が勉強できたかのような気分になる。

テストが終わって、「授業ではできたのに、全然解き方が思いつかなかった・・・」って言いますよ、そりゃ。

それを保護者も講師も重々承知する必要があると思います。

 

だから、自走できる力のある学年トップレベルの生徒か、

さすがにこれは個別に教えないと他の生徒に迷惑がかかるぞという学年最下位付近の生徒でもなければ、

個別指導をとるメリットってなんでしょうか?と個人的には思ってます。

 

 

あと、個別指導の1対2とか1対3っていうのは、「説明するとき」は1対1ですが、

「ここまで理解できた?よし、じゃあ個々の問題やってみようか!」

って声を掛けて問題を解かせ始めたところでもう一人の生徒に説明をするというのを繰り返すだけなので、

肝心なところである「ほんとに理解できたの?」をチェックする暇がないんですね。

解いている様子を観察したり、解いている途中の質問に対応できないので。

 

生徒によっては解けない問題にぶち当たったときに、

「あ、隣の子が説明してもらってる・・・質問するのやめとこう」

みたいになって結局手が止まる時間が長いので、あまり授業も進みませんし・・・

 

そもそもが成績下位の生徒ばかりなのでかなりの頻度で手が止まるのに、

対応しづらいシステムって、なんだかなぁ・・・

 

それが嫌だった私は絶対手が止まらないよう説明をいかに完璧なものにできるかといつも考えてやっていましたが、

それはそれで結構鍛錬が必要なのです・・・

(だいぶ慣れましたが、今でもまだまだ教え方がうまくなりたいなって思っています・・・)

 

 

ですので、「言うほど個別指導なのか?」と疑問が残る個別指導塾が多いんじゃないかと思います。

 

 

 

一方の集団授業はどういうメリットがあるのか。

一番大きなメリットは「コストがかからない」こと。

 

個別指導は「教えること」それ自体が商品になります。

分からなければ追加講習を取る。復習したければ季節講習をたくさん取る。

テスト勉強がしたければ、テスト対策講習を取る。

こうして授業料がかさんでいくのが個別指導です。

 

そう聞くと、「自習室で質問したら無料じゃん!」と思った方もいるでしょう。

でも、ちょっと考えてみてほしいんです。

 

例えば自分の子供が、

「なんか、自習室で質問してる生徒の対応してばっかりだから、僕の授業のとき全然先生が隣にいてくれなかった」

って言ってきたらどう思いますか?

 

これが個別指導塾で自習中の質問対応をするときのジレンマなんですよ。

自習中の質問が多いと不公平になる。

だから、自習室はあってもそうそう先生が見てくれる状況はないんですよ。

「そんなにつきっきりで教えてほしいなら、追加で講習受けてね

が個別指導塾の形態なので。

 

実際に、これでクレーム入れられた同僚の講師もいました。

ただ、こっちからすると、小学生の授業より受験前の中3のほうが今は手をかけないと・・・とか思う場面は多いんですよ。

しかし、お金をいただいているのは学年関係なくみんな同じなので、

そこはしっかり線引きしないといけないですもんね。

そういうこともあって、よほど手が空いているとき(例えば、生徒が急に欠席して授業がなくなったとき)でもなければ、

あまり自習室の様子は見に行かないようにと指示されたこともありました。

 

集団授業だったらそうならないんですよ。

自分が授業やってる裏でいくらでも自習してくれればいいので。

なんなら、空いている講師をつかまえていくらでも質問していただければと思います。

料金も、成績アップの報酬だと考えてもらえればと思いますので、

お金払ってもらっている以上、しっかり塾を使い倒してほしいです!

 

 

別のメリットとしては、他の生徒がいる方がなんだかんだで勉強しやすいことかなと思います。

入試対策講座でよくあるんですが、毎回の小テストで競い合うのを見るのはこちらとしても頼もしいなって感じますね。

競い合って切磋琢磨することもあれば、仲のいい友達同士で教えあったり、勉強方法を共有して試行錯誤したり。

もちろん、不要な私語は厳禁なので、休憩中や講師を挟んでの状況に限られますが、

私たちはそういうコミュニケーションも生徒たちにしてもらっています。

もっとも、そういった連帯感や競争感は普段同じ授業を受ける仲だからできる技だと思いますね!

 

それで少しでも「よし、みんなやってるから僕もやってみよう!」って気持ちになってしまえば、

学力に関係なく生徒たちは動き出します。

テスト前の集中力は本当にすごいですよ!私たち講師も物音すら立てづらいくらい(笑)みんな集中して勉強しています。

 

それを積み重ねていくと、だんだん自分で勉強するようになります。

習慣化してしまうのが一番手っ取り早いですからね。

 

私が勝手にブログをいつも読ませていただいている某個人塾の先生もおっしゃっていましたが、

「自学力」を上げるためには「自学」を毎日やってもらうしかないんです。

「コミュニケーション力がほしければコミュニケーションをとる」

「英語力がほしければ英語を喋る練習をする」

自学力も同じで、毎日自学していないと自学できるようにはなりません。

これは私も経験上同じことが言えるなぁと思っています。

分かりやすい授業や丁寧に付き添う環境で、

「あ、わかるかも!」

って思えば勝手に生徒が走り出すと思い込んでいる個別指導塾とは違うなって思いますね。

(もちろん、「わかる!」っていう成功体験は必要だと思います!

心理的ハードルは低い方が勉強しやすいと思いますよ!)

 

 

その動き出す力がちゃんと得られるのは集団塾最大のメリットだと思います!

自習室を気軽に利用できる友達と同じ空間で授業を受けて刺激しあえる

これができる集団塾は、なんだかんだで成績を上げやすいのかなぁと思っています。

 

実際、まだ1年目の当塾。在籍数はまだまだ少ないですが、なんと全員!!テストの点数は伸びてきています!!

中3生は8ヶ月ほどしか在籍していませんでしたが、よくここまで伸ばしてくれました!

そして、中2生は来年の受験が非常に楽しみです!

 

来年度はもっともっと改善して、めいっぱい勉強してもらえるような塾を目指していきますので、

ちょっとでも興味を持ってくれた皆様、ぜひ一度お話だけでも聞きに来てもらえればと思います!!

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塾の本当の役割とは何でしょう?
それは「成績を上げること」と「そのために必要な勉強をさせること」です。
成績が上がらない生徒の多くは勉強した「つもり」になっているだけ。それではテストでいい点は取れません。本当に必要な学習量は一人一人違います。ですが、成績が上がっていないのなら、それは自分にとって必要な勉強がまだ足りていないからではないでしょうか。
私たちが提供するもの、それはわかりやすい授業だけではありません。本気で成績を上げたい生徒たちにガンガン勉強してもらう環境です。
成績を上げることは並大抵のことではないです。それでも乗り越えて自分を変えたいと思うなら、まずは私たちにご相談ください!

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