こんにちは!塾長の石割です。
東部中は今日で終業式でしたね!
明日からはいよいよ夏休みですが、しっかり夏休みの課題もこなしていきましょう!
夏期講習生も期間中は毎日自習室利用OKです。
講習以外の時間は自習室で夏休みの課題も進めていきましょう!
今週から、塾の生徒たちに向けて、改めて勉強法についてまとめたプリントを渡しました。
そして、塾内にも自習室の利用ルールと勉強法について掲示しています。
ちなみに、私は個人的に申し上げると、
「皆さんが思っている」勉強法というものはないと思っています。
そもそも、「勉強法を教えてほしい」という話をよく聞くのですが、皆さんが求めてるのって
「面倒な暗記や問題演習のような時間は抜きにして、簡単に点数がUPする」勉強法
ではありませんか?
ハッキリ言わせていただきますが、そんな便利な勉強法なんか存在しません!
定期テストで高得点が取れる生徒は、小学校6年間の授業態度や家庭学習の習慣がしっかりしており、
中学でもその姿勢を維持しつつテストに向けて毎日コツコツ小さな努力を続けている生徒ばかりです。
同じ努力を今まで怠っておきながら、「手軽に一瞬で理解できるようになる勉強法」なんてものが存在するとでも思っていますか?
そんなものあったら、この世の人は何一つ努力なんかしなくていいじゃないですか。
その方法で高校まで勉強し続ければ全員東大合格できるはずです。
大人になった皆さんなら分かるでしょう。
勉強にしろ仕事にしろ、魔法のような方法で短期間に成果を出す方法など存在しないことくらい。
だから、私としては、そんなに簡単に結果が出せるような勉強法など一つも存在しないと思っています。
・・・とはいったものの、やはり勉強には最低限守るべきやり方がしっかり存在するのは事実。
ズルい方法はありませんが、王道の正攻法というのは確かに存在します。
そして、思うような成績が取れない生徒の大半は、
この勉強方法の基本が身についていないのが原因だったりします。
誰にでも当てはまる勉強法の指針としては、私もよくブログを拝見させていただいている、
愛知県のさくら個別指導学院さんのブログでも紹介されているので、ぜひそちらを見てほしいと思います!
(すごく共感できる内容なので、一部流用させていただいています(笑))
というわけで、塾生に渡した「いい勉強法」「ダメな勉強法」、保護者の皆様もぜひ一読いただければと思います!
今日は「いい勉強法」のほうから、10個紹介いたします!
成績UPのための勉強法10箇条!
①授業は必ず「目で聞く」こと
先生の一言一言をしっかり理解するにはきちんと目で聞く必要があります。
板書も、先生が書いたり指しながら説明したりしているわけですから、手元をいじいじして下を向いているようでは、
あとから板書を見返してもちんぷんかんぷんですよ。
説明しているその瞬間こそ、一番効果的に聞くことができます!
まずは授業を受ける姿勢をしっかりしましょう!
②学校の授業も集中して受けること
中学生にとって生活の中心は学校です。
毎日学校の授業だけで毎日5~6時間程度は勉強しています。
しかも、解説だけでなく、実験やビデオ教材、クラスでのディスカッションなどのオプションが付いて丁寧に学べます。
そんな学校の授業すら真面目に聞けないような生徒は勉強を語る資格なし!テスト・受験は諦めてください!
③勉強するときはスマホを机に出さないこと
スマホがあるだけで気になってしまいます。SNSやソシャゲ、動画サイトなどなど・・・
人間はもとより誘惑には勝てないものです。だから勉強する空間にはそれらは一切持ち込まないこと!
誘惑と戦うのではなく、誘惑と「戦わない」ことが一番!毎日塾に来て勉強しましょう!
家で勉強させる際は、保護者の方は子供の勉強部屋にスマホを持ち込ませないよう預かってくださいね!
④間違えた問題は必ず解説を「真剣」に読むこと
勉強とは「分かっていないことを分かるように理解し、問題を解けるようにすること」です。
そのためにも、問題を解いたら答え合わせをし、とにかく解説をしっかり読むこと。
できなかった問題がなぜできなかったのか、自分には何が足りなかったのか、
それがしっかり分析できない生徒に点数UPは不可能です!
⑤解説を読んだら「すぐに」もう一度解きなおすこと
解説を読んで理解できたと思ったら、忘れずにその場で解きなおすのがいいでしょう。
後回しにすると絶対忘れますよ!?すぐに確認したほうが賢明です!
もし解けなかったら、解説が読めていないかまだ理解できていないということ。
または、その単元の基本的なことから戻って復習しないといけないかもしれません。
もう一度解説を読んでみたり、それでも分からなければ塾で質問するようにしてください!
⑥問題集は「ノーヒント」で解くこと
教科書やノート、模範解答を見ながら語句を埋めていく作業は時間のムダ!
自分の頭で考えて解く、分からなかったところは✕をつけて解説を読めばいいのです。
覚えていなかったら暗記カードでもなんでも作ったりして、覚えればいいだけのことです。
まずは自分の力で解き、解説を読んで次につなげること!それが勉強の基本です!
⑦問題集は「最低3回」繰り返し解くこと
一度は自分の頭で解き、間違えた問題は解説を読んで解きなおす。
そして、2回目・3回目と繰り返していって、解ける問題を増やしていきましょう。
問題集1周目は「できる」と「できない」を分ける作業。2周目以降が本当の勉強のスタートですよ!
⑧暗記したら必ずテストで確認すること
とにかく読む、とにかく書く。それだけでは覚えられません!
インプットだけでなく、覚えているかどうかを確認するために思い出そうとする=アウトプットが大事です。
「覚える」と「覚えたことを思い出そうとする」、この2つの行為がセットになって初めて記憶に定着していきます。
単語帳や単語テストを利用したり、赤シートを使ったり一問一答形式の問題を使って、セルフテストをこまめにしましょう!
⑨学校の授業が進んだら、ワークの該当箇所までその日のうちに終わらせること
テスト範囲が出てから慌ててワークをこなしても、課題が完成するだけでテスト勉強にはなりません!
問題集は繰り返し解く!そのためにも、ワークは早いうちにこまめに進めていく必要があります!
それに、テスト前にまとめて復習するよりも、忘れかけたころにこまごま復習していく方がより定着しやすいです。
効率よく復習しつつテスト勉強の時間も確保できる。
毎日ちょっとずつ頑張るだけでも、一石二鳥の効果が得られますよ!
⑩塾では「漢字・英語の書き取り」と「まとめノート作り」はしないこと
あまり頭を使わない作業的な勉強は塾の自習室ではしないこと!
せっかく質問したり教材を使えたりする環境にいるんです。
模擬テストや解き直し、学校のワークや塾の教材を使っての問題演習に時間を使い、
わからないところは質問して片っ端から解決していくようにしてください!
(ちなみに、暗記のための書き取りやまとめノート作成自体は、私は否定しません。
まとめノート作りについては以前記事にしておりますので、そちらをご覧ください!)
これから夏休みに入り、夏期講習を通して塾を探したり転塾を考えたりする方もいらっしゃるかと思いますが、
まずは「そもそも勉強とはどうやって取り組めばいいのか」を知らないまま通っても意味がありません。
逆に、これらがしっかりできていれば、塾に通ってちゃんと成績を上げられるでしょう。
せっかくの夏休みですから、勉強方法を見直して、効果的に夏期講習を受講してくださいね!