こんにちは!塾長の石割です。
今週月曜日で中3の県学調の結果が出そろいました・・・!
結果は・・・
点数の大幅ダウンは全員避けられました!
とりあえず悪くない結果で、ほッとした気持ちです・・・
今回は東部中生はとくに大躍進でしたね!
早速、塾前の看板に点数を掲示させてもらいました!
そもそも、中3県学調の2回目は、通常1回目より点数が下がりますが、
この二人はむしろ点数を上げてくれました。
しかも、Yさんは1回目の県学調と比べて40点以上も点数UPしました!
本当に2学期よく耐えて頑張ってくれました!
ここまで頑張って勉強し続けた結果が出てきているなぁと改めて実感しました。
これで終わってしまうのもつまらないので、ここからが本題ですが・・・
私の考えとしては、県学調2回目は点数が上がらなければ志望校のレベルは落とすべきだと思っています。
通常、夏休みからの受験勉強スタートであっても、
ちゃんと勉強していれば2回目の県学調で点数を上げられるはずです。
実際に、昨年の受験生も全員2回目の県学調のほうが1回目より20点~30点ほど上昇しています。
ところが、現実には点数が落ちる生徒がほとんど。
先ほど紹介した二人も、
「周りの友達はみんな結構点数が下がってました」
と教えてくれました。
中3にもなればほとんどの生徒が塾に通っているはずなんですが、
実際はかなりの生徒が点数を落としているんですね。
丸塚中の生徒たちからも学年全体の得点分布を見せてもらいましたが、
こちらもかなり撃沈しているようでした。
(当塾の生徒たちは踏ん張ってくれたようで一安心です)
話を戻しますが、
今回の2回目の県学調、
1回目より10点程度の減少であればまだいい方です。
良く踏ん張っていると思います、それもそれなりに勉強しないと難しいんです。
問題は、20点以上、あるいは30点も40点も落ちた場合。
夏休み~2学期にかけての勉強は全くと言っていいほど足りていません。
夏休み以降頑張って勉強して、その結果が出てくるのがようやく2回目の県学調あたりなんです。
勉強した結果が模試やテストで現れるには、それだけの時間がかかるということです。
ワークや教科書の問題からの出題が多い学校の定期テストとはワケが違うんですよ。
たった2週間頑張ったくらいで点数が維持できるような甘い世界ではありません。それが受験です。
仮に、点数が落ちてもまだ志望校に挑戦できるラインにいるという生徒もいるかもしれませんが、
それでも大きく点数が下がったのであれば、部活引退以降の勉強は十分できていないことになります。
入試問題はさらにレベルが上がるので、狙った点数を取るのはほぼ不可能だと思いますから、
安全に行けるラインまで下げるべきだと私は思います。
高等学校は義務教育ではないんです。
きちんと義務教育を学べているからこそ先に進める道なのですから、
大した勉強もしていないのに入学しようというアマちゃん精神の子に通う資格などありません。
県学調2回目の点数は、私の経験上、ほぼ入試の点数と同じ点数に落ち着くと思います。
もちろん、例外的にぐんと点数が上がったという生徒もそれなりに見てきました。
ですが、それらはみな夏休みからずーっと頑張り続けられた生徒だけの話です。
2回目の県学調で一気にガクンと点数が落ちるような、やわな勉強しかしていない生徒、
あるいは、受験生になり切れておらず勉強してなさ過ぎた生徒は、
県学調の2回目と同等の点数なんか到底取れません。
さて、今回点数がグッと落ちてしまった方もたくさんいると思います。
ここから先は、少しでも基本を固めて間に合わせる戦いに切り替える必要があります。
残念ですが、浪費した時間が戻ることはありません。
ですが、まだ時間が残っていることも事実。
今回の結果を踏まえて、反省すべきところは早急に直し、残りの時間をいかに有意義に使うか。
しっかり考えぬいて、後悔のない受験にしましょう!